米国株と為替リスクについて

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米国株と為替リスクについてはご理解されていますか?

米国株が好調のようだけど、為替によるリスクもあるだろうし、米国株はやりたくない」

「米国株って為替の影響でマイナスになることもあるんでしょ?なら日本株に投資したほうがマシ」

なんて言う方にはちょっと待って頂きたいです!

為替リスクを考慮しても米国株へ投資するメリットの方が大きいかもしれないとしたらどうでしょうか?

ちゃんと理解した上で選択しないと損をしてしまうかもしれませんよ。

今回はその為替リスクと米国株についてまとめてみました。

為替リスクとは

ざっくり為替リスクとは、

円とドルに対しての価格変動による資金の減少になります。

例を挙げてみます。

1ドル100円のときに、100万円をドル建てで米国株へ投資したら、1年後に110万円の年利10%達成!!になったと思いきや、

その1年後では1ドルが100円でなく、110円の円高になっていました。

すると110万円と思っていた米国株の価値は100万円となっていしまいます。

この場合、為替の影響で儲からなかったということになります。

なるほど、こんなリスクがあるなら米国株に投資するよりも日本株を買っていたらよかったと思うかもしれませんね。

が、しかし円高にも円安のどちらに傾く可能性もあるので一方的なリスクとは言えません。

その上でどの位の変動幅が円とドルであるのかまずは歴史を見ていきましょう。

1973年の変動相場になる前は、

1ドル=360円の固定レートとなっていました。

「今の3倍以上かよ!そんなにぶれ幅あるならやっぱりリスク高いんじゃないの?」

そう焦らずとも大丈夫です。

直近25年の間は1ドル=144~76円の変動幅に収まっており、

1990年以降は110円前後位に収まっています。(図参照)

1ドルのレート

とはいえ、また360円付近になる可能性もあるのではないか!?

という意見もあるかもですが、今の100円代に落ち着くまでには「ニクソンショック」や「プラザ合意」などの円高へ誘導される特殊なイベントがあったのでそう簡単に今の状況が極端に変わる様なことは考えにくいです。

以上のことから為替レートは落ち着いてきてはいますが、変動している事実はあるので為替リスクは存在しているのは確かですね。

しかし、それを踏まえた上でも米国市場には投資をするメリットがあると思えうのでそちらを見ていきましょう。

米国市場と日本市場の比較

先ずは下記のグラフをご覧ください。

1981年の数値を100とした場合の変動率比較

アメリカと日本の重要である株価指数を40年比較したときに伸び率がアメリカの方がはるかに高い水準となっています。その差は約9倍です

また、アメリカのダウは40年間で35倍以上になっていますが、日本の日経平均はせいぜい4倍位ですね。

因みに、直近10年で円建て換算した場合においても、ダウは日経平均の2倍程度の伸び率となっています。

これらの事実から日本株よりも米国株の方が歴史的に見てパフォーマンスが高いと言えます。

まして、現在は日本は人口が減少している状態なので今後日本株が米国株を追い抜くほどのパフォーマンスを発揮できるかと考えるとアメリカへ投資している方が安定感があるようにも思えます。

円建てでS&P500を買った場合

「米国株のがリターン期待できるなら、為替リスクを抑えるために、ドル建てでなく円建てでS&P500とかアメリカへ投資をした方がいいんじゃない?」

→S&P500が何かって方はこちらの記事をご参照ください。

という意見もあるかもしれませんね。

確かにそれなら為替リスクも下げることが可能ですよね。

では、1980年から円建てとドル建てでS&P500へ投資した場合のグラフを見てみましょう。

1980~2020年のS&P500の動き

1980~2020年にかけての間、S&P500へ円建てで投資していたら約13倍なのに対して、ドル建てで投資をしていれば約28倍となっています。

むしろ為替リスクを好んで取るべきであったとここ40年の歴史においては言えてしまうのです。

「じゃあドルで投資すべきじゃん!」

と言うのもちょと早いです。

続いては期間を短くして2010年から2020年の間を見てみましょう。

2010~2020年のS&P500の動き

ここ10年だけで見ると円建ての方が若干上回っている結果になります。

2012年からアベノミクスなどの影響で円安になったのが要因かと思われます。

なので単純ドルで投資すべきだとも言えませんね。

ですが、為替リスクが過去と比較して小さくなっているとも言えるかと思います。

為替ヘッジありの投資商品

でも結局、為替リスクがあるから米国株なんか投資したくないと言う人でもご安心下さい。

ちゃんと為替リスクを軽減できる様な投資商品も既に存在しています。

例えばこれら下記のETFです。→ETFって何なんだ?って方はこちらの記事をご参照ください

・(2521)上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり

・(2634)NEXT FUNDSS&P500指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信

こういった商品を利用すれば為替リスクを抑えた上で米国株インデックス投資も可能ということになります。

どうしても為替リスクを取りたくないって方はこういった商品を利用するのもいいと思います。

まとめと個人的な結論

まとめますと、

・これまでは米国株は日本株より成長性が高かった

・為替リスクはあるがそれ以上のリターンを米国株は期待できそう

・為替リスク対策された米国株への投資も可能

結局のところ為替リスクを気にして米国株を買わないっていう選択肢はナンセンスだと思います。

また、それでも為替リスクを気にするならば対策できる投資先もあるのでお好みで。

しかし、私的には大きく円高に傾くことはなさそうと思っているのと日本円だけ持ってる状態があまり好ましくないので私はドル建てで米国株を今度も購入していこうと思います。

今回の記事は以上となります。

少しでも皆様方の参考になれば幸いです!

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この記事を書いた人

1988年生まれ。調剤薬局の薬局長、配送業を開業してフリーランスでも活動中。
趣味:資産運用
色んな知識、知識考え方に触れるのが好きで日々世界ニュースや、本を読んだりするのが好きです。
保有資格:認定研修薬剤師、FP2級、宅建、第2種電気工事士など

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